花野辺の里だより   2006年 2月
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2月1日 (水)  春よ来い

早く来い歩き始めたみぃちゃんが
と歌いたくなる毎日がつづきました。
今年は本当に寒く菜の花もちぢこまり、水仙も花のつぼみもありません。
暖かい春の日差しが待ちどうしいですね。
冬来たらば春遠からじというところでしょうか


2月10日 (金)  言の葉ごあんない

私ども 花野辺の里の ご案内を申し上げます
黒潮の流れる温暖な地 南房総勝浦、紺碧の海、その白砂の海岸線を背に少し登りました丘陵地に花野辺の里は2005年2月吉日に開園させていただきました。

勝浦駅から車にて5分ほど大多喜街道(国道297号線)上がりますと右手にその看板は見えてまいります。
入り口の付近は若干の民家もございますが、もともと田んぼや畑、雑木林に囲まれたしごくのんびりとしたところでございます。
春には菜の花畑、初秋には黄花コスモスが皆様をお迎え申しあげます。

2000坪ほど駐車場にさせていただいておりますので、お車もゆったりですね。

お車から降りられ受付にてお支払いをいただきますと、ご案内のパンフレット、リーフレット等と一緒に七福神めぐりの紙をお渡しいたしますのでお持ちください。

ご来園いただきまして誠にありがとうございます

その一、

園内入り口の大黒天門、場内には七ヶ所ほど数奇屋門がございます、各 門には七福神様のお名前をつけさせていただき七福神めぐりを園内にていたすことができます。

大黒様のふくよかなお顔をありがたく拝みまして、金目孟宗の竹林へ、京の差峨野のイメージを描き、4年ほど前に植え込みましたが、まだまだ竹林と呼べるほどのものではございません。
しからばと、四季の花々と考え水仙、菜の花、紫陽花などいろいろ植栽いたしましたが、ここにはきっと曼珠沙華のほうが似合うのではと思い、来年は真紅に染まる曼珠沙華(彼岸花)で埋め尽くしてみようかと思っております。
その先に参りますと、山からの絞り水があつまる小さな流れがあり、赤い橋をかけてみました。

初夏の宵になるとこの小川のうえをフワリ、フワリと蛍が行き交う様は、それはとても幻想的な光景でございます。

川向こうを見上げますと下草に熊笹、黄金笹を従えたもみじ林です、もともとは杉林でしたが、だんだん台風等で倒れ、本数が少なくなって来ましたので思い切って園内に約300本ほど紅葉を植栽いたしました。

その二、

この紅葉林は、昨年の11月の末ごろから12月中頃まで、すばらしい錦織り成す景色を観ることができました。
観賞するのが我々だけではもったいないような気がいたしましたが、やはり皆様にご覧いただくにはもう少し育ちましてからご案内したいと存じます。

この紅葉林の中段からの傾斜を利用いたしまして紫陽花を主に植栽いたしております。

もちろん冬場から初春のころは水仙、山茶花、寒椿、少し暖かくなると野スミレが一帯に咲き、その可憐な薄紫色の花びらを春風に踊らせます。

すずらん、都忘れ草も皆様方、足を止め愛でておられます、都忘れ草は薄紫、白、薄桃、古代紫色と本当にたおやかな美しさ可憐さを持ち合わせた花だと思います。

私はとてもこの花が好きなので園内のいたるところに植えましたが、やはり風情としてはこの場所が一番だとおもいます。

その三、

次の数奇屋門は恵比寿門、恵比寿様は商売繁盛の神様ですね、受付でお渡しいたしました七福神めぐりの紙にスタンプをペタン、浄財箱も置いてありますのでお気持ちがございましたら笑顔でチャリンとお願い申し上げます。
勝浦市の市花が紫陽花でございます、町おこしのきっかけにでもなることができたらと、この浄財金をもちまして勝浦に入る国道297号沿いを道行く方々に楽しんでいただけるよう紫陽花をたくさん植え込みたいとおもっております。
いつか大多喜街道(297号線)、から紫陽花街道と呼ばれるようになりましたら「生まれてきてよかった」とあの世に旅に出かける前に言って見たいものです。
皆様方のご協力をいただければ大変うれしく存じます。
紫陽花もただいま2万株になってまいりました当面目標は10万株!

初夏にはこの一帯が紫陽花色で染まるようにそんな日を夢見ております。
もう55才ですから早くしないと足腰が立たなくなるといけませので、挿し木の時期はせっせと頑張ってさし穂を作っております
もちろん他の四季折々、種まき、草刈、消毒等、最近は鍬を持つ手も堂に入ったもので、私の前世はお百姓さんだったのかしら・・・・。
毎日、朝から晩までとはこのことかと思いつつ仕事に励んでおります、とても楽しく充実の日々ですね。
次は木漏れ日広場となります

その四、

恵比寿門をくぐりますと、大きな栗の木が在り、もともとは畑でした。
この山栗はとても美味しく、野生のサルたちもよく知っており、実りのころは猿と収穫と合戦なりますが、猿にはかないません、おこぼれをいただく程度でございます。
春は菜の花と水仙です。
ここにも珍しい植物も野草などもたくさんあるらしいですが、勉強不足のため名前がわかりませんこれから追って名前の表示もしてまいります。
ここだけでも藪椿をはじめカサブランカ、都忘れ、千両、万両、紫式部、ぎぼうし、野ボタンなどなど
この畑を「木漏れ日広場」と名前をつけたいなと、初夏から初秋までは最高の場所となります。

その五、

この木漏れ日広場から布袋門の布袋様のおなかを一なでし、(なぜか一なでする方が多くおられます)

くちなしの露地をぬけますと前方に睡蓮の池、
その左手奥に花菖蒲の田んぼがあり、春は菜の花の道、初秋からはピンク色の宮城野萩で道が覆い隠されてしまうようになります。

のどかな昔の田舎の小道を散策する、そのような 雰囲気でしょう。

その六

園内には、白萩や宮城野萩など随所に植えられ ております。
白萩は9月の中頃には満開となり、宮城野萩は 2,3週遅れで見頃となります。
夏の日差しから秋の日差しの変わり初める頃、風にゆれ様子は、恋を失った方には物寂しげにうつるかも知れませんね。

秋(しゅう)麗(れい)の風にそよげる  萩の花
乙女のまなざし そこはかとなく
     
幼児(おさなご)の 瞳に似しや  萩の花
秋風そよぎて たわむれやまず

水辺にはアヒルの声にまじり、野鳥たちもおとずれ、鶯やホトトギスはこれでもかと声を競い合います。

対岸は、菜の花の黄色と雪柳の白さがコントラストよく映り、これで河津桜がもっと大きくなりましたら絵のような景色となりますね。

その七、

この散策路の右手は雑木林、下草には日本古来の額紫陽花や山紫陽花を集めました、少し地味ですが、日本文化の間を感じさせる場所だとおもわれます。

この散策はとても時間のたつのが遅く感じるひと時ではないでしょうか。

さらに足を進めますと鯉のゆったり游ぐ池があります、春の終わる頃は、五色やなぎに縁取られ、紅葉の新緑と重なりあわせ、目にまぶしく心地よい風に時を忘れてしまいます。
 右手前方の土手には秋のなると、野草のホトトギスが崖に張り付くように遠慮がちに咲き、気が付かれたお客様に言葉をかけていただくとうれしそうにささやきあっております。

ウサギの家もあり、中ではウサギたちは元気いっぱい飛んだり跳ねたり可愛らしい表情をうかべたりと、でも正直、お客様が覗くと警戒心いっぱいの顔ですし、子供たちに抱かせてあげようとすると逃げ回り、もう大さわぎ迷惑至極とう言うところでしょうね。
しかしお客様は、立ち上がって警戒している様子など見ると可愛らしいと映るらしく声などを掛けておりました。

その八、

さあ次は、寿老人の門、ここからが花野辺の里の一番の難所、入り口にご用意いたしました布袋竹の杖の出番となります。
水戸黄門様と同じ杖です、なったつもりでいかがでしょうか。
こんもりとした雑木の下に山道の階段が見えますと引き返し、反対の登り坂を行かれてしまう方もおりますが、見かけほど大変じゃないのです。
ここは是非、登っていただきたいところなのです。

珍しいエビネラン、シラン、シュンランなど、他の山野草などもありちょっとした山歩きを楽しんだ爽快感が得られます。
上りきると目の前に広々とした梅園の景色が開けてまいります。

頂上には桜茶屋ここで一服一休み。
地元産を使いました紫芋の「雛のお汁粉」見てもきれい食べておいしいと、昨年は大好評でした。
今年も是非皆様に味わっていただきたいと思います。

桜茶屋の足下には金糸梅や、山吹、眼下に3000坪の梅園、その先には約3万坪の花野辺の里の全景と雑木の森、さらに房州の小さい山々の連なりを眺めることができます。
春、夏、秋いろいろな表情をこの場所において眺めることができます。

清少納言のような才が私にもあれば枕草子に劣らぬ散文がかけたかもしれませんが、あいにく鍬を持つのは上手になりましたが、筆を持ち言葉を綴る才はハードルが高いようでございます、残念!。

桜茶屋の周りはもちろん、桜、さくら・・・。

その九、

お疲れ様でございました。
ハァハァと息が切れておられますか。
きっと中には日ごろの運動不足を実感なさったり、反対にまだまだ若いと豪語される方もおられるのではないでしょうか。

桜茶屋では、先ほどご紹介いたしました、雛のお汁粉、軽食、お飲み物、かわいらしい和風小物などがございます。
お時間がございましたら、是非お立ち寄りください。
桜茶屋をかこんで、早咲きの河津桜、長く咲き花びらの色の美しい仙台枝垂れ桜、さくら坂には染井吉野桜、本居宣長もこよなく愛した大きな山桜、
「敷島の大和心を人問わば、朝日ににほう山桜花」
とばかり堂々と枝を広げております。

さくら坂を下り平地にはピクニック広場お天気のよいときは、手作りお弁当をおしゃべりしながらいただきたいですね。

中にはお抹茶をいただく方々や、お茶箱までご持参なさるかたもおられました。
お仲間でミニお茶会なども楽しそうです。

その十、

昨年中、花野辺の里に、おみ足のご不自由なお客様が方か沢山訪れてくださいました。
そこで、斜面ばかりでなく梅園やその周り散策路、見渡すことができるところ全部に紫陽花を植えました。
きっと今年はより楽しんで頂けるようなるのではと心待ちにしております。
初春の梅園は、水仙、菜の花、少し立ちますと三つ葉つつじ、
イワツツジ、レンギョウ、ユキヤナギ等など、雛の節句には野辺 の雛飾りを予定しております。
菜の花の間にお雛様が遊ぶ景色を作りたいと考えておりますが、並べてからの雨対策が問題ですね。

春は蝋梅や紅梅の香が漂う梅園ですが、初夏になると色とりどりの種類の紫陽花が露と輝き、初秋から晩秋までコスモス、秋明菊、野ボタンとこの場所だけでも季節の移ろいを十分にご堪能いただくことができます。

仙台枝垂れ桜の並木路をとおり、梅園の出口付近にでますと水車がコトコトと回っております、水辺には小さな鳥たちが遊びに参ります、流れを利用しクレソンを植えましたらどんどん増えてしまい水の流れが止まってしまうくらいでした。
本当にやわらかくとてもおいしいクレソンです。
お見えになられた、お客様に無くならない程度にお分けしましたらそれは喜ばれてお帰りになられました。
またご人数少ないときにお声がけしようと思っております。

その十一、

最後の立ち寄りどころは、雛人形館、800体の雛人形とつるし雛でお客様をお迎えいたしております。
雛人形は、みなそれぞれのお顔の表情が違い年代によりまた変わります。

ご年配の素敵なご婦人が昔をおもいだし、しみじみと眺めておられる姿がよく拝見されました。
お声をかけますと
「娘は持っていかないの・・・・。」「先日孫に買ってあげたばかりですが、マンションなので小さなお雛様しか買えなくて・・・。」
「戦災で私のお雛様は焼けてしまったの・・」
「日本の文化よね、大事にしたいわ」
「皆良いお顔ね・・」
思いはそれぞれですが懐かしさが胸にこみ上げる方が多くいらしたようでございます。

お時間のある方は、庭園露天風呂、ゲルマニュウム温浴がお楽しみいただけます。
「あったまりますよ〜」私は目が悪いせいか肩こりがひどく、マッサージさん通いでしたが、最近はいかなくなりました。
「ゲルマニウムてきくみたい、木を運んだりしても 筋肉痛もないし」
頑丈な体の主人はあまり信じてない様子ですが、ゲルマニウムを入れてマッサージ代が浮いたことのみ喜んでいるようです。

2、3月のころはまだ寒いですが湯船につかると
「あ〜うちのお風呂は最高」。
日の光を受けた雑木が輝き、春爛漫のころは山桜の巨木からひらひらと花びらが風に漂う様はなんともいえず至福のひと時です。

お入りになられましたら、お体に支障のない程度にごゆっくりとすごしていただきたいと存じます。

最後に、雛人形館のとなり奥にいろり処がございます、営業のほうはまだですが、海、里、山の地元の食材を堪能していただけるよういろいろ模索中でございます。
こちらの前に、福神めぐりの最後の神様の毘沙門天様がおられます。

そちらにてスタンプを押していただきましたら、雛人形館にてお名前記入後パウチアウトをいたしますのでお持ちください、もちろん無料でございますので是非お持ち帰り御来園記念としてくださいませ。

その十二、

これより帰路となりますが、紅葉林の方をお勧め申し上げます。
坂を下りながらの景色の中に都忘れや、ギボウシ、秋のころはほととぎすが程よく植え込まれております、訪れていただきました皆様をお送り申し上げるためさらに気持を込めて、植栽させていただきました。
花野辺の里は私とみな地元シルバーの方たちや従業員が、散策路や草花の配置、入れ込む植木など、考え模索し、一木一草 心を込めて植えたものでございます、どの場所にも思い入れがございます。

まだまだ足りないところも承知いたしておりますが、不足は毎年の課題とし一段一段と階段を上るように、この南房総の誇れる名所、花所となり、皆様に「来てよかった、楽しかった」と言っていただけるような花野辺の里なるよう頑張ってまいりたいと存じます。

それでは、又のご来園いただけます日を楽しみにお待ち申し上げております。

どうぞ日和のよいときにお出かけくださいませ。 

     本日は誠にありがとうございました。


   野辺に咲く 花の息吹に目をほそめ
           花旅人は つどいかたらん

花野辺の里    園主 植村 恵理子



2月21日 (火)  やっとつぼみがほぐれてきました

先日鶯が今年初めての声を聞かせてくれました。
まだ、鳴き方が少しおかしく練習中のようでございます。
「梅一りん 一りんほどの暖かさ」
と先日までは、思っておりましたが、咲いてきました。
寒紅梅、梅はさくらと違い満開のときよりも2、3分先の頃が風情があるような気がいたします。
梅の種類はとてもたくさんあり、咲く時期もすこしずれます。
「おもいのまま」等という名前も梅もあるのですよ。
暖かくなるこれからは、毎日が本当に楽しみです。
菜の花もやっと咲き方を思い出したように、暖かな黄色の花を私たちに見せてくれました。
河津さくらのつぼみは、もうぷっくらとふくらんで、いつ開こうか待ち構えているような気がします。
今年は本当にじらされました。
今週末より勝浦市のひな祭り皆様お日和のよいときお出かけくださいませ。
私どもも野辺の雛飾りを予定しております。
雨模様ですと、催し物ができませんからお天気のよいときに是非私どもの雛飾りを見ていただきたいものです。
またお写真でご案内もうしあげます。


2月22日 (水)  雛人形館のおひなま

雛人形館のおひなさまをご紹介もうしあげます。

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2月25日 (土)  本日から勝浦ビッグひなまつり

今日は思いがけずによいお天気になりましたね。
朝方まで雨がありましたので、野辺のひな祭りも少し縮小版になってしまいましたが、ご覧ください。
明日はお天気が崩れてしまいます、とても残念です。
暖かいお天気のよい日がどうぞ続きますように。
河津さくらがやっと一りん二りんとほころび始めました。
来週暖かければ梅とさくらがお楽しみいただける日もまじかになると思いますが。
自然の営みは、恵みと試練とをあたへますね。

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2月27日 (月)  今日もあまり暖かくなりませんでしたね

思ったより暖かくならず、お客様も寒そうにしていましたが、やはり三寒四温という言葉のように草木を見ると四季はめぐることを実感させられますね。
寒かったですが、紅梅も濃い赤や薄い桃色に近いもの色々と咲き、白梅も花を咲かせて参りました。
菜の花の背丈ものびはじめ、あとは温かい日差しの下皆様に愛でていただければありがたいですね。
今日、4時も過ぎて寒くなり始めても、楽しそうにいていらしたお二人にお声かけいたしまして、記念写真を撮らせていただきました。
また色々お話を伺いたいです、暖かい日和におでかけください。
お待ちしております。

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